〔NY外為〕円大幅高、158円台前半=米国債買い戻し拡大で(19日)

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時事通信

 【ニューヨーク時事】19日のニューヨーク外国為替市場では、米長期国債の買い戻し枠拡大を受けた米長期金利の低下を背景に、日米金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが広がり、円相場は1ドル=158円台前半に上昇した。午後5時現在は158円11~21銭と、前日同時刻(159円56~66銭)比1円45銭の大幅な円高・ドル安。
 海外市場で優勢となった円買い・ドル売りの流れを引き継ぎ、ニューヨーク市場は159円14銭で取引を開始した。米財務省は19日、米長期国債の買い戻し枠について、1回当たりの上限額を少なくとも2倍超の40億ドルに拡大する方針を発表した。長期金利の上昇を抑制する狙いで、満期が10~30年の国債が対象という。これをきっかけに、金融市場では債券買いが進み、米長期金利の指標である10年債利回りが急低下。日米金利差の観点から円買い・ドル売りが進行し、一時158円05銭まで上伸した。
 米連邦準備制度理事会(FRB)はこの日午後、先月28、29両日に開かれた連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公表。多くの参加者はインフレが低下しなければ、今後利上げが必要になると判断した。ただ、市場への影響は限定的で、取引後半にかけても円高・ドル安の流れが続いた。
 トランプ米大統領は19日、FRBはインフレを恐れるあまり金利を上昇させ続けているとし、「われわれは金利が下がることを心から願っている」と述べた。
 一方、中東情勢の先行き不透明感も強かった。アラブ首長国連邦(UAE)の国防省は18日、イランから同国に向けて弾道ミサイル2発が発射されたと発表した。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1673~1683ドル(前日午後5時は1.1570~1580ドル)、対円では同184円69~79銭(同184円75~85銭)と、06銭の円高・ユーロ安。(了)

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