前場コメント No.4　サンケイ化、タクミナ、坪田ラボ、ユニネク、ＮＥＣ、焼肉坂井

★9:06　 サンケイ化学－続伸　5万株・5885万円を上限に自社株買い　割合は5.31％
　サンケイ化学<4995>が続伸。同社は6日、5万株・5885万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。2024年3月6日の終値（最終特別気配を含む）1177円で、2024年3月7日午前8時50分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引（ＴｏＳＴＮｅＴ－３）において買い付けの委託を行う。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は5.31％となる。

★9:06　 タクミナ－5日続伸　新サービス「ポンプのサブスクリプション」を開始
　タクミナ<6322>が変わらずを挟んで5日続伸。同社は6日、主に研究開発者向けに提案している「スムーズフローポンプＱシリーズ」を必要な期間だけ貸与する新サービス「ポンプのサブスクリプション」を開始すると発表した。

　同社は研究から製造プロセスにわたって利用できる精密移送ポンプ「スムーズフローポンプ」を製造販売しており、様々なシーンで利用されているとしている。


★9:07　 坪田ラボ－急騰　令和5年度TOKYO戦略的イノベーション促進事業の助成事業へ採択
　坪田ラボ<4890>が急騰。同社は6日、同社が取り組んでいる「網膜色素変性症に対する革新的医療機器の開発」が、公益財団法人東京都中小企業振興公社より、令和5年度TOKYO戦略的イノベーション促進事業における助成事業として採択されたと発表した。
　
　助成事業の活用により、網膜色素変性症への応用に向けた非臨床研究による有効性・安全性の検証とそれに基づくヒトへの特定臨床研究に取り組んでいくという。従来の創薬や再生医療のアプローチとは異なる、日本発のバイオレットライト技術を基盤とし、異分野的な発想を活かした医療機器を開発するとしている。

★9:08　 ユニフォームネクスト－続伸　2月度の売上高17％増　各種製品が好調
　ユニフォームネクスト<3566>が続伸。同社は6日、2月度の売上高が前年同月比で16.6％増だったと発表した。
　
　同月は、全国的に平年より気温が高く推移した影響で春夏物の販売が先行した結果、ポロシャツや春夏作業服などの売上が伸長したほか、ヘルメットや通年作業服などの販売も好調に推移した。

★9:09　 ＮＥＣ－ＭＳＭＵＦＧが投資判断を引き上げ　相対的な増益モメンタムの強さを再評価
　ＮＥＣ<6701>が大幅反発。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、対的な増益モメンタムの強さを再評価。投資判断は「Equal-weight」→「Overweight」に引き上げ、目標株価を9200円から12200円に引き上げた。

　モルガン・スタンレーＭＵＦＧでは、低収益事業モニタリングで収益性向上期待が高まるITサービス、防衛関連中心に事業拡大可能とみるANS等を牽引役に業界内で相対的に強い増益モメンタムを再評価。22/3期から取組む低収益事業モニタリングによりITサービスの調整後OPMは順調に改善、今後も持続した改善が可能とみている。ANSは防衛予算倍増(防衛省・防衛力整備計画FY23-27)を背景に、今後の調整後OP予想の3年CAGRは+25%と予想。ガイダンスリスクが相対的に大きい印象あるとしながらも、26/3期調整後OP3000億円の中計達成に向けて事業環境良好でリスクは小さいとみている。

★9:09　 焼肉坂井ＨＤ－急騰　未定だった期末配当予想は0.5円
　焼肉坂井ホールディングス<2694>が急騰。同社は6日、未定としていた24.3期の期末配当予想を0.5円（前期末は0.5円）にすると発表した。年間配当予想は0.5円（前期は0.5円）となる。