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円谷フィールズホールディングス <2767> は、3月25日、パチンコ遊技機メーカーのソフィアの株式を取得し、子会社化することを発表した。取得価額は31億6200万円で、議決権所有割合の51%に当たる1万8400株を取得する。
ソフィアは、1951年創業の歴史ある遊技機メーカー。“ NISHIJIN(西陣)”ブランドで親しまれ、1990年代のCR機普及を加速させた大ヒット機「CR花満開」をはじめとしてファンの心を掴む数々のヒット機を世に生み出し、遊技機業界の繁栄に多大な貢献を続けてきた企業となる。
ここ10年余、矢継ぎ早な規則改正、コロナ禍、新たな遊技システムの台頭などで激しく変動した遊技機業界にあって、同社は同社グループの未来に向けて選択と集中によるグループ構造改革を推し進めてきた。
現在の同社は、パチンコホール向けの、いわゆる島設備と称される補給装置・設備機器の設置・施工を主要業務に長年トップシェアを有しているエース電研、プラスチック成型および組み立てを担うアサヒ、電子部品・機器製造のエス・イー・エルの子会社3社を有している。
同社が改革を進める中で、円谷フィールズHDは同社から将来を見据えての協業に関する打診を受け、両社で最善策を見出すべく協議を続けてきた。
円谷フィールズHDは、全てのレジャーの中で、パチンコが最高のサービスをもたらすレジャーへと昇華するためには遊技空間のイノベーションが必要と考えており、島設備提供のトップ企業であるエース電研を含むソフィアグループとの協業は、大きなシナジーをもたらすと判断し、株式取得を決定した。
なお、この株式取得による円谷フィールズHDの2024年3月期の連結業績に与える影響は軽微としている。今後業績予想に修正の必要が生じた場合には、速やかに開示する方針だ。
gamebiz
最終更新:3/25(月) 17:15
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