アジア株 上海株は続伸、政策金利予想以上の引き下げを好感 豪州市場では金鉱株が大幅高
アジア株 上海株は続伸、政策金利予想以上の引き下げを好感 豪州市場では金鉱株が大幅高
東京時間14:08現在
香港ハンセン指数 20687.99(-116.12 -0.56%)
中国上海総合指数 3288.32(+26.75 +0.82%)
台湾加権指数 23534.55(+47.28 +0.20%)
韓国総合株価指数 2611.50(+17.68 +0.68%)
豪ASX200指数 8349.80(+66.57 +0.80%)
インドSENSEX30種 81261.31(+36.56 +0.05%)
アジア株は香港を除いて上昇、中国追加支援策期待の買いが続いている。
中国人民銀行はきょう、事実上の政策金利であるローンプライムレートの1年物、5年物ともに25bp引き下げた。予想の20bpよりも大きな引き下げを好感して上海株は上昇している。ローンプライムレートに続き預金準備率の引き下げも期待される。ただ、今週はアジアも欧米も目立ったイベントはないため、材料に乏しく小動き。また、米大統領選への警戒感も高まっており積極的な売買は手控えられている。
香港株は反落。カジノ運営会社のギャラクシーエンターテイメントやサンズチャイナ、オンライン旅行代理店の携程集団など、消費者サービス関連が軒並み下落している。一方、中国のさらなる支援策期待から中国海外発展や華潤置地など不動産株は上昇している。
上海株は続伸。ハイテクやコミュニケーションサービス、資本財が上昇。
豪州市場ではNY金価格の最高値更新を受け、金鉱やアルミなど素材関連が大幅高となっている。
豪中銀の利下げ期待は後退している。ハウザー豪中銀副総裁は豪州のインフレは依然として「高すぎる」として、他の中央銀行ほど早くそして大幅に金利を引き下げることはないだろうと述べた。先週発表された豪州の雇用統計が力強い内容となったことで、市場の利下げ開始予想が来年2月から4月に後ずれしている。
みんかぶ(FX)
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最終更新:10/21(月) 14:25