ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル安・株高・金利低下

5/2 4:07 配信

トレーダーズ・ウェブ

 1日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは上昇。4時時点では1.0728ドルと2時時点(1.0672ドル)と比べて0.0056ドル程度のユーロ高水準だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利を据え置いたほか、声明では国債の保有残高の圧縮ペースについて6月から上限額を従来の月600億ドルから同250億ドルにするとし、量的引き締め(QT)の減速方針が明らかとなった。直後の市場は米10年債利回りが4.60%台まで低下するなど、ドル売りで反応した。一部で再利上げ期待が浮上する中、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は会見で「次の行動が利上げになる可能性は低い」などと発言したこともドル売りに拍車をかけると、ユーロドルは1.0733ドルまで上昇して日通し高値を付けた。

 ドル円は下落。4時時点では157.12円と2時時点(157.61円)と比べて49銭程度のドル安水準だった。米FOMC後のドル売りの流れに沿う形で下値を切り下げると、157.01円まで下落した。

 ユーロ円は強含み。4時時点では168.58円と2時時点(168.22円)と比べて36銭程度のユーロ高水準だった。FRB議長会見に反応してダウ平均が上値を広げ、上げ幅が500ドルに達する中、168.66円まで上昇して日通し高値に並んだ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.01円 - 157.99円
ユーロドル:1.0650ドル - 1.0733ドル
ユーロ円:168.14円 - 168.66円

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最終更新:5/2(木) 4:07

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