「男は立ってするもんなんだ!」座りション拒否の夫、妻に捨てられるのも時間の問題?

4/18 14:02 配信

ダイヤモンド・オンライン

 言葉や質問への返事ひとつで、人間関係はギクシャクするもの。夫婦であればなおさらで、家庭は天国にも地獄にもなります。「よくデキた夫」でも、妻を大切に思っていても、悪気はこれっぽっちもなくても、ふとした拍子に「妻のスイッチ」を押してしまいがちです。コラムニストとして活躍する石原壮一郎さんの著書『押してはいけない 妻のスイッチ』(青春出版社刊)から、一部抜粋・編集して、夫にとってわかりづらい、押してはいけない「妻のスイッチ」について紹介します。今回は【妻を激怒させる3つの行動】です。

● 妻から何度も「座ってして」と言われているのに トイレで立ったまま「小」をする

 ここ20年ぐらいでしょうか。自宅のトイレで男性が立ったまま「小」をすることに対して、厳しい非難の目が向けられるようになりました。立ってすると便器の周囲や服が汚れるからというのが、その理由。

 2021年にとある家庭用品メーカーが行った調査では、「座りション」派の男性が60%を超えました。若い男性には、物心ついた頃から座ってするのが当たり前の「座りションネイティブ」が増えているようです。

 女性を対象にした調査でも、同居男性に対して「必ず座ってほしい」「できれば座ってほしい」と考えている人の割合は、合わせて80%近くに達しています。

 自分でトイレを掃除するならまだしも、おもに妻がトイレを掃除している場合、「俺は立ってしたいんだ!」「男は立ってするもんなんだ!」と言い張るのは、かなり無理があると言えるでしょう。

 妻や家族のために、自分を変えられるかどうか。この問題は、夫としての覚悟の有無も問うています。

妻が望んでいること
「これからは座ってするよ」と宣言し、きちんと実行する。誰も見ていないからとこっそり立ってするのは厳禁。必ずバレて、妻の信用を失う。

● 以前は妻にうるさく注意されたが最近は何も言われない 使っていない部屋の電気を消さない

 蟻があけた小さな穴が原因で、大きな堤防が決壊するという話があります。こうした「小さいだらしなさ」の積み重ねは、夫婦関係に深刻な影響を与えかねません。

 かつてはうるさく注意されたのに、最近は諦めたのか何も言われなくなり、妻が無言でスイッチを切っているというケースもあるでしょう。杞憂かもしれませんが、それは極めて危険な状況です。妻は心の中のかなり深いところで、夫に愛想を尽かしている可能性が大。「慣れっこになったんだな」とノンキに構えている場合ではありません。

 部屋のドアが開けっぱなしだとか、テーブルの上のカップを片付けないとか、寝るときにテレビを消さないとか、そういうことに対しては、うるさく言われているうちが華という一面があります。

 改善させることを諦めるだけでなく、自分という人間全体に対して諦めの気持ちを持たれてしまったら、もう取り返しがつきません。その前に行動を改めましょう。

妻が望んでいること
 一度注意したことは、次からきちんとやる。もし納得できないなら、ブツブツ文句を言ったり逆ギレしたりせず、落ち着いて話し合う
● 外食の際に 店のスタッフに高圧的な態度を取る

 「ったく、いつまで待たせるんだよ」「にいちゃん、こっちにビール」「おい、皿は静かに置けよ」……などなど。夫が店のスタッフに高圧的に出るタイプの場合、妻としては「一緒に外食したくない」と強く思います。

 言うまでもなく、極めてカッコ悪い態度です。もしかして「こっちは客なんだから立場が上なんだ」と思っているとしたら、大きな心得違い。店と客は役割の違いがあるだけで、あくまで立場は対等です。

 今まで、店のスタッフに対して「気を使う必要なんてない」「金を払っている側が威張るのは当然だ」と思っていたとしたら、それはとんでもない心得違い。即座に心を入れ替えましょう。

 そんなあなたに対して、妻は一緒に外食したくないだけでなく、人間性そのものにホトホト嫌気が差しているかもしれません。子どもの前でもそんな態度を平気で見せているとしたら、「こんな人とは一刻も早く離れなければ」と強く思っている可能性もあります。

妻が望んでいること
 ことさら下手に出る必要はないが、コンビニでも旅館やレジャー施設でも、スタッフに対して丁寧な口調で穏やかに接してほしい。

ダイヤモンド・オンライン

関連ニュース

最終更新:4/18(木) 14:02

ダイヤモンド・オンライン

最近見た銘柄

ヘッドラインニュース

マーケット指標

株式ランキング