今晩のNY株の読み筋=米1月ADP雇用統計に注目
5日の米国株式市場は、米1月ADP雇用統計が注目となる。市場予想の平均値は前月比15.0万人増。前月の12.2万人増から加速する見通しとなっている。前日の米12月雇用動態調査で求人件数が市場予想を下回ると米長期金利が低下し、米株にとっては相対的な割高感が後退した。週末の米1月雇用統計まで米労働市場への関心は高く、きょうのADP雇用統計も市場予想を下回るようだと、米長期金利の低下を招き、株式市場にとっては追い風になる可能性もある。一方、米トランプ政権による関税政策にも敏感で、トランプ大統領を含めて言動には注意したい。
<主な米経済指標・イベント>
・米1月ADP雇用統計、米1月ISM非製造業景気指数
・アーム・ホールディングス、クアルコム、ウォルト・ディズニーなどが決算を発表
・グールズビー米シカゴ連銀総裁、ボウマンFRB(米連邦準備制度理事会)理事、バーキン米リッチモンド連銀総裁が発言
◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:2/5(水) 17:07