(ブルームバーグ): 最近事故が相次いでいる米ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは、米連邦航空局(FAA)による監視強化に直面している。
ユナイテッド企業安全性担当副社長のサーシャ・ジョンソン氏は従業員宛て文書で、FAAは向こう数週間、同社業務での立ち会いを増やしプロセスやマニュアル、施設を調査すると表明した。文書はブルームバーグが確認した。
今月に入ってからユナイテッドはわずか数日間に複数の重大事故を起こした。ヒューストンでは機体が誘導路から草地に外れた。別の航空機はサンフランシスコ離陸直後にタイヤを失った。またヒューストン発フロリダ行きの便はエンジンの一つから出火し、緊急着陸を余儀なくされた。
FAAは声明で、航空各社の業務のあらゆる面を定期的に監視していると表明した。
米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は22日、ユナイテッドの文書について先に報じた。
原題:United Airlines Faces FAA Scrutiny After Run of Safety Incidents(抜粋)
(c)2024 Bloomberg L.P.
Bloomberg
最終更新:3/23(土) 14:58
Copyright © 2024 Bloomberg L.P. 記事の無断転用を禁じます。
© LY Corporation