【ニューヨーク時事】米サプライ管理協会(ISM)が3日発表した4月の米サービス業購買担当者景況指数(PMI)は49.4となり、前月から2.0ポイント低下した。市場予想(ロイター通信調べ)の52.0を下回った。同指数は50がサービス業の景況拡大と縮小の分岐点で、50を下回ったのは2022年12月以来。
構成指数別では、事業活動が50.9と前月比6.5ポイント、新規受注は52.2と2.2ポイント、雇用状況が45.9と2.6ポイントそれぞれ低下した。サプライヤーからの入荷の遅延状況を示す製品納入は48.5と3.1ポイント悪化した。
◇4月のISM米サービス業PMIの概要
サービス業PMI 49.4(51.4)
事業活動 50.9(57.4) 新規受注 52.2(54.4)
雇用 45.9(48.5) 製品納入 48.5(45.4)
【注1】上記4項目がPMIの構成指数。製品納入は50を上回ると入荷の遅滞化を示す。製品納入以外は季節調整済み
在庫 53.7(45.6) 価格 59.2(53.4)
受注残高 51.1(44.8) 新規輸出受注 47.9(52.7)
輸入 53.6(52.4)
【注2】上記5項目のうち、価格以外は季節調整前
(了)〈STAT〉
時事通信
最終更新:5/4(土) 1:24
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