日経平均235円高と3日続伸、取引終了にかけ堅調推移=6日後場
6日後場の日経平均株価は、前日比235円05銭高の3万9066円53銭、TOPIX(東証株価指数)が同6.79ポイント高の2752.20ポイントと3日続伸した。日経平均が終値ベースで3万9000円台となるのは、1月31日(3万9572円)以来、4営業日ぶり。現地5日の米国株式が上昇した動きを受け、日経平均は午前9時29分に、同358円65銭高の3万9190円13銭を付けた。その後は、戻り待ちの売りが優勢となるなか、外国為替市場では一時1ドル=151円台の後半まで円高が進んだことから、伸び悩む場面もみられた。ただ、後場に入り、株価指数先物が主導する格好で上げ幅を取り戻す動きとなり、取引終了にかけて堅調な値動きとなった。
東証プライム市場の出来高は21億7270万株、売買代金は4兆5201億円。騰落銘柄数は値上がりが1192銘柄と7割を超えた一方、値下がりは394銘柄。変わらずは54銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち27業種が上昇、6業種が下落した。JAL <9201> 、ANA <9202> の空運株や、バンナム <7832> 、任天堂 <7974> などのその他製品株が上昇。大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株や、AGC <5201> 、TOTO <5332> などのガラス土石株も高い。テルモ <4543> 、オリンパス <7733> などの精密機器株や、村田製 <6981> 、東エレク <8035> などの電気機器株も堅調。王子HD <3861> 、北越コーポ <3865> などのパルプ紙株や、ニッスイ <1332> 、マルハニチロ <1333> などの水産農林株もしっかりだった。一方、トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> などの輸送用機器株や、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などの銀行株が安い。
個別では、プロトコーポ <4298> (監理)、東亜道 <1882> 、AZC丸和 <9090> 、ミガロHD <5535> 、ルネサス <6723> が上昇。半面、JMDC <4483> 、システムサポ <4396> 、Uアローズ <7606> 、カナデビア <7004> 、富士フイルム <4901> などが下落した。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
関連ニュース
- グロース250が3日続伸、宇宙ベンチャーが人気=新興市場・6日
- <決算速報>メルカリ、25年6月期第2四半期決算は純利益62.3%増の大幅増益
- <決算速報>NTTデータ、25年3月期第3四半期決算は純利益15.2%増の2ケタ増益
- <決算速報>カドカワ、25年3月期第3四半期決算は純利益16.7%増の2ケタ増益
- <決算速報>ツナグGHD、25年9月期第1四半期決算は純利益53.0%増の大幅増益
最終更新:2/6(木) 15:49