今晩のNY株の読み筋=FOMCに注目

5/1 17:24 配信

ウエルスアドバイザー

 4月30日の米国株式市場でNYダウは急落。1-3月期の米雇用コスト指数が市場予想を上回り、米2月住宅価格指数も予想を上回る中、利下げ期待が後退し、米10年債利回りが上昇。幅広い業種が売られ、NYダウは下落して取引を開始する。前日急騰したテスラが下落。引け後にアマゾン・ドット・コムなど大手IT企業の決算発表を控え、翌日のFOMC(米連邦準備制度理事会)で予想されるタカ派スタンス、週末に米4月雇用統計を控えた様子見姿勢から、売り優勢の展開が継続。引けにかけては全体として下げが加速し、NYダウは前日比570ドル安の3万7815ドルで終える。

 5月1日はFOMCの結果が公表される。米インフレ圧力の強さからFRB(米連邦準備制度理事会)がタカ派的な見解を示す可能性が指摘されており、日米金利差が縮小しづらいとなれば、一段とドル買い・円売りに進む可能性がある。ほかに、米4月ADP(オートマティック・データ・プロセッシング)雇用統計、米4月ISM(全米供給管理協会)製造業景況指数、米4月製造業PMI(購買担当者指数)なども要注目。

<主な米経済指標・イベント>
FOMC、米4月ADP雇用統計、米4月ISM製造業景況指数、米4月製造業PMI

(日付は現地時間)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:5/1(水) 17:24

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