以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年10月30日19時に執筆
皆様、おはこんばんちは。国内主要報道機関(読売・朝日・共同通信他)の調査による高市早苗内閣発足直後の支持率は、60~70%とかなり高い水準だそうです。いずれも石破政権時代から、飛躍的な回復。ここがお隣の某国であれば、先の首相らは投獄の憂き目にも遭っていたかもしれませんね…さなさえです。
さて、夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)の妙齢女性投資家が綴る当記事の連載も、はや145回目…今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<サナエノミクスに引き続き期待>
日本初の女性首相にとって、先のトランプ米大統領を招いての日米首脳会談は大きなゲインになったのではないでしょうか。レアアースに関する日米の合意文書ほか、防衛費の増額、さらには中東に平和をもたらしたとして日本としてトランプ氏をノーベル平和賞に推薦する方針と、およそ「トランプ接待」という構図ではありましたが、これまで冷え込んでいた日米関係を一転させています。特にノーベル賞、超欲しがってましたよね、トランプさん(笑)。さて、グローバリズムを唱えるお国から集う人々は、この呼びかけにどう対応するでしょうか…高市さん、なかなかツボをついていますね♪
相場においてこの日米の動きを明確にとらえていたのは海外投資家勢かもしれません。積極財政を推進する、高い政権支持率を誇る初の女性首相とその政権…さらにその人物が世界一の大国との蜜月関係を見せたとなれば「日本、これから面白そう」となるのは必然です。どうやらここまで国内投資家はなかなか上値を追いにいけていないようですが、政治の安定を望めるとなればとことん買いにいく海外勢によって、日経平均は史上最高値を更新し続けています。
そしてここまでの物色はやはり「高市銘柄」を中心とした国策関連が中心のようです。今年、ここまで当コラムでも配信したきた株も元気にハネ上がっていますね。そんな訳で今回も、国策を中心に注目テーマ株をピックアップしていきまっす♪
<注目の国策銘柄の一部をご紹介>
あと高市首相が注力の次世代エネルギー関連の全固体電池関連から、その開発を進めているGSユアサ<6674>や日本電気硝子 <5214>、レアメタル以外に全固体電池の固体電解質を手掛けている三井金属<5706>はしっかりトレンド化して既に高く見えますが、PER、PBRの視点からしてもそれぞれまだ伸びしろがあるかもしれません。それ以外ではリチウムイオン電池用固体電解質を手掛ける東邦チタニウム<5727>、電池用のセパレータのニッポン高度紙工業<3891>、米スタートアップ企業とEV向け全固体電池を共同開発している三櫻工業<6584>は、「まだこれから」かと。
最後は早足になりますが、ペロブスカイト太陽電池の関連から、その素材でもあるヨウ素生産で思惑のあるK&OエナジーGM<1663>、伊勢化学工業<4107>は外せないですね。そして業績こそこちらは「まだこれから」ではありますが…太陽光パネルの廃棄が国内外で問題となる中で、スポットが当たりそうな企業としてエヌ・ピー・シー<6255>を挙げておきます。直近ではAGC<5201>と太陽光パネルリサイクルに関連した連携を開始したとして動いていましたよ。
はい、本当はもっと色々とご紹介したいのですが…今回は以上です。
ここ最近のわたしのブログでは、ご紹介した注目株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の注目株をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。ご興味があれば覗きに来て下さい。もちろん、株の情報以外のネタも…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)ではでは。Have a nice trade.
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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
《HM》
株式会社フィスコ
最終更新:11/1(土) 17:00