〔NY外為〕円、151円台前半(29日朝)

3/29 22:13 配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】週末29日午前のニューヨーク外国為替市場では、米インフレ指標を受けて円買い・ドル売りが先行し、円相場は1ドル=151円台前半に強含んでいる。午前9時現在は151円20~30銭と、前日午後5時(151円33~43銭)比13銭の円高・ドル安。
 米商務省が29日発表した2月の米個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比2.5%上昇し、伸び率は前月(2.4%)を上回った。市場予想(ロイター通信調べ)とは一致した。一方、価格変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は2.8%上昇と、前月からやや減速し、市場予想と同水準だった。米国のインフレが市場が警戒していたほど悪化していないとの受け止め方が多く、市場はひとまず円買い・ドル売りで反応している。
 ただ、この日はグッドフライデー(聖金曜日)で債券や株式市場などが休場となる中で市場参加者も少なく、相場の値動きは限定的となっている。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0790~0800ドル(前日午後5時は1.0785~0795ドル)、対円では同163円20~30銭(同163円21~31銭)と、01銭の円高・ユーロ安。(了)

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最終更新:3/29(金) 22:34

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