日経平均は270円程度高、米国株高受け堅調な値動き続く=26日前場
26日午前10時すぎの日経平均株価は、前日比270円程度高い3万8050円前後で推移する。午前9時42分には、同370円85銭高の3万8151円39銭と、再び3万8000円台に乗せた。現地25日の米国株式市場は、NYダウとナスダック総合指数がともに3日続伸。相互関税に関する米経済への過度な警戒感が後退し株価を支えた。東京市場も米株高の動きを受け買いが先行したようだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、25日の大阪取引所清算値比240円高の3万7820円だった。
業種別では、全33業種のうち29業種が上昇、4業種が下落している。バンナム <7832> 、任天堂 <7974> などのその他製品株や、ソニーG <6758> 、東エレク <8035> などの電気機器株が上昇。MS&AD <8725> 、東京海上 <8766> などの保険株や、テルモ <4543> 、HOYA <7741> などの精密機器株も高い。KDDI <9433> 、ソフバンG <9984> などの情報通信株や、中外薬 <4519> 、第一三共 <4568> などの医薬品株も堅調。フジクラ <5803> 、SWCC <5805> などの非鉄金属株や、JAL <9201> 、ANA <9202> の空運株もしっかり。一方、トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> などの輸送用機器株や、中部電 <9502> 、関西電 <9503> などの電気・ガス株が安い。
個別では、宮越HD <6620> 、新光電工 <6967> (監理)、JMDC <4483> 、SREHD <2980> 、ピーエスコン <1871> などが上昇。半面、ネクソン <3659> 、東洋水産 <2875> 、エニカラー <5032> 、三井化学 <4183> 、ヤクルト <2267> が安い。
東京外国為替市場では午前10時時点で、ドル・円が1ドル=150円台の前半(25日は150円72-73銭)、ユーロ・円が1ユーロ=161円台の後半(同162円59-63銭)で取引されている。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:3/26(水) 10:03