日経平均は59円安と続落、後場の値幅は140円強で動意乏しい=22日後場
22日後場の日経平均株価は、前日比59円32銭安の3万4220円60銭と続落。一方、TOPIX(東証株価指数)は同3.19ポイント高の2532.12ポイントと反発した。現地21日の米国株式市場で、NYダウとナスダック総合指数がそろって4日続落。その動きを受け日本株も朝方から売りが先行し、日経平均は午前9時44分に、同170円07銭安の3万4109円85銭を付けた。その後は時間外取引で米株価指数先物が上昇していることから、下げ渋る展開となった。ただ、買い手がかり材料に欠けるなか積極的な売買が限られ、後場の日経平均の値幅は140円強にとどまり、動意に乏しかった。
東証プライム市場の出来高は14億3059万株、売買代金は3兆2838億円。騰落銘柄数は値上がりが1113銘柄、値下がりは483銘柄、変わらずは41銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち8業種が下落、25業種が上昇した。日立 <6501> 、ソニーG <6758> などの電気機器株や、三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> などの銀行株が下落。島津製 <7701> 、オリンパス <7733> などの精密機器株や、ダイキン <6367> 、菱重工 <7011> などの機械株も安い。TOPPAN <7911> 、任天堂 <7974> などのその他製品株や、楽天グループ <4755> 、リクルートH <6098> などのサービス株も弱かった。一方、王子HD <3861> 、日本紙 <3863> などのパルプ紙株や、丸紅 <8002> 、三菱商 <8058> などの卸売株、関西電 <9503> 、東ガス <9531> などの電気・ガス株、ニッスイ <1332> 、マルハニチロ <1333> などの水産農林株も上昇した。
個別では、GMOインタ <4784> 、TOWA <6315> 、ベイカレント <6532> 、OBC <4733> 、JTEC <3446> が下落。半面、三井海洋 <6269> 、ティラド <7236> 、大王紙 <3880> 、レック <7874> 、名古屋銀 <8522> などが高い。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:4/22(火) 15:51