前場コメント No.5　ネクストジェン、高砂香、ソニーＧ、オリンパス、キッズスター、レオパレス２１

★9:08　 ネクストジェン－買い気配　株主優待制度を新設　QUOカード贈呈
　ネクストジェン<3842>が買い気配。同社は8日、株主優待制度を新設すると発表した。毎年3月31日を基準日として、200株以上を保有する株主を対象にQUOカード7000円を贈呈するとしている。

★9:08　 ネクストジェン－買い気配　上期営業益4倍　株主優待新設も好感
　ネクストジェン<3842>が買い気配。同社は8日、25.3期上期（4-9月）の連結営業利益は1.1億円（前年同期比4倍）だったと発表した。

　サブスク型ビジネスが進み、高利益率のビジネスを展開できた。ワンタイム型においても、SI案件が好調だったことも寄与した。

　なお、株価は同時に発表した株主優待制度の新設も好感されている。

★9:08　 高砂香料工業－買い気配　通期営業益を上方修正　増配も発表
　高砂香料工業<4914>が買い気配。同社は8日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の40.0億円から100.0億円（前期比4.3倍）に上方修正すると発表した。

　日本セグメントでは、アロマイングリディエンツ事業での製品構成の最適化やファインケミカル事業での増収を主因として親会社の利益率が改善。海外においては、増収のほか、フレーバーおよびフレグランスの製品構成・販売価格・原材料購入価格の最適化を通じて売上総利益が改善し、前回予想を大幅に上回る見込みであることを踏まえた。

　25.3期上期（4-9月）の連結営業利益は80.4億円（前年同期比5.2倍）だった。

　併せて、25.3期の中間配当を従来予想の40円に対し80円（前期中間は35円）に決定し、期末配当予想を40円から80円（前期末は35円）に上方修正すると発表した。年間配当は80円→160円（前期は70円）となる。

★9:13　 ソニーＧ－ＭＳＭＵＦＧが目標株価を引き上げ　ゲーム事業がCovid後の停滞から抜け出る
　ソニーグループ<6758>が急伸。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、ゲーム事業がCovid後の停滞から抜け出ると指摘。投資判断は「Overweight」を継続、目標株価を3200円から3400円に引き上げた。

　モルガン・スタンレーでは、7-9月のG&NS業績はCovidのTailwindが剥落した後のゲーム市場停滞に適応し始めたことを示したと理解している。会社予想は下期に同事業の足踏みを想定しているが、3rd Partyタイトルではたとえばカプコンの「モンスターハンターワイルズ」(25年2月発売予定)の貢献などが見込まれるという。25年には大型1st Partyタイトルの投入が期待できるほか、大型Third partyタイトル、PS　Studioの人員削減効果や買収関連費用のさらなる減少を予想。I&SS大手顧客の在庫調整の影響を考慮し、FY24予想を据え置くものの、FY25以降はG&NSの利益成長へのコンビクションが高まったとみて、業績予想を引き上げた。

★9:15　 オリンパス－3日続落　上期最終益77％減　前年同期は科学事業の譲渡益計上
　オリンパス<7733>が3日続落。同社は8日、25.3期上期（4-9月）の連結純利益（IFRS）が490億円（前年同期比77.4％減）だったと発表した。市場コンセンサスは438億円。前年同期に非継続事業において科学事業の譲渡益約3490億円を計上した反動が響いた。

★9:16　 キッズスター－大幅続落　3Q累計営業益84％増も進ちょくの遅れを嫌気
　キッズスター<248A>が大幅続落。同社は8日、24.12期3Q累計（1-9月）の営業利益が1.1億円（前年同期比84.3％増）だったと発表した。「ごっこランド」のストック収入および事業開発・サービスデザイン収入が伸長したことなどが寄与した。通期計画に対する進ちょく率は62.4％。

　なお株価は、進ちょくの遅れが嫌気され、売りが優勢となっている。

★9:16　 レオパレス２１－急落　上期最終益11％減　繰延税金資産の取り崩しなど響く
　レオパレス２１<8848>が急落。同社は8日に、25.3期上期（4-9月）の連結純利益は106億円（前年同期比10.6％減）だったと発表した。繰延税金資産の取り崩しなどに伴い法人税等69億1900万円を計上したことが響いた。市場コンセンサスは162億円。