ポンドドルは下げ幅を拡大する動きが続いており、本日は1.23ドル台前半まで下落している。英中銀はFRBよりも利下げ開始が早いとの見方から、ポンドドルは売りが強まっている。過熱感を測るテクニカル指標であるRSIが下げ過ぎである30を下回ってきており、さすがに過熱感は否めないものの、買戻しの機運はまだ出てきていない。
米国のインフレに依然進展が見られず、経済も底堅く推移している一方、英インフレは依然高水準ではあるものの、来月発表の4月分から急速な低下が見込まれている。エネルギー価格の大幅低下が確実視されているためだ。米国と英国の利下げサイクルに乖離が予想される中、米英の利回り格差もさらに拡大が予想され、その傾向は続くことも予想されている状況。
GBP/USD 1.2338 GBP/JPY 190.97 EUR/GBP 0.8628
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
みんかぶ(FX)
最終更新:4/23(火) 0:54
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