【ニューヨーク時事】週明け17日のニューヨーク外国為替市場で、円の対ユーロ相場が初めて1ユーロ=180円台に下落し、史上最安値を更新した。午前11時現在は179円90銭~180円00銭と、前週末午後5時比35銭の円安・ユーロ高。円は対ドルでも155円台に下落。同時刻現在、1ドル=155円10~20銭と、63銭の円安・ドル高。
年内の米利下げ期待が後退する中、米長期金利が上昇し、円売り・ドル買いの動きが活発化。対ユーロでも円が売られた。欧州中央銀行(ECB)の当面の利下げ観測が弱まる中、日銀の早期利上げ観測の後退や、日本の財政悪化懸念も円売り材料となっている。(了)
時事通信
最終更新:11/18(火) 1:34