【日本株】おすすめの「10倍株(テンバガー)」候補の2銘柄! 今期は大幅な成長を見込む「霞ヶ関キャピタル」、業績安定&高配当が魅力の「表示灯」に注目!

2/4 21:21 配信

ダイヤモンド・ザイ

 【日本株】「10倍株(テンバガー)」に期待の2銘柄!  今期の業績が大幅成長予想の「霞ヶ関キャピタル」、業績は安定していて4%超の配当利回りが魅力の「表示灯」に注目! 

●独自のビジネスモデルで伸びる「霞ヶ関キャピタル」や、
他の追随を許さないサービスを展開する「表示灯」に注目! 
 ダイヤモンド・ザイでは、今後10年で株価10倍になる可能性も十分にある成長株を「10倍株」と呼んでいる。すでに知名度が高く、規模も大きい株よりも、中小型株に多いのが特徴だ。

 ダイヤモンド・ザイ3月号の大特集「NISAで買いの最強日本株【2025年・初場所】」では、アナリストなどの専門家が選んだおすすめの株をいくつかのジャンルに分け、その”おすすめ度“を相撲の番付になぞらえて紹介している。ここでは「10倍株」のジャンルで「”西“の横綱」と「大関」に選ばれた銘柄を一つずつ紹介しよう(※株価などのデータは1月6日時点)。

 まず「横綱」に選ばれたのは、霞ヶ関キャピタル(3498)だ。

 霞ヶ関キャピタルは不動産コンサルティング会社。取得した土地に付加価値を付け、開発投資家となる企業に売却するというのが、基本のビジネスモデルだ。ユニークなのは、その過程でプロジェクトマネジメントに携ってコンサルティング収入を受け取り、開発投資家が当該不動産を最終的な投資家に売却した際には、成果報酬を受け取れるようにしていること。また、パートナーとなる企業と特別目的会社を設立して投資用不動産を開発し、最終的な投資家に売却することも行っている。

 自らを「戦略的コンサルティング型デベロッパー」と位置付けており、従来のコンサルやアセットマネジメントよりも収益力が高く、投資家の資金を活用して開発を行うため、一般的な不動産開発会社よりも財務リスクが小さいとアピールする。

 ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチの小林大純さんは「環境に配慮した自然冷媒を用いた冷凍冷蔵倉庫や、DX化を進めるホテルなど、成長領域で強みを持っています。新中期経営計画では2029年8月期に純利益500億円を計画。進捗が確認できれば、株価はさらなる上昇余地がありそうです」と分析する。

 また、内藤証券の高橋俊郎さんは「大手の不動産事業者が手を出しにくい規模の領域を得意としています。業績が伸びていることから信用買い残が増えやすく、需給面でのボラティリティは高いですが、中期経営計画の達成確度が高まるにつれて、株価は上昇へ向かうでしょう」と見ている。

 今期は93%の営業増益を計画。2018年の上場以来、株価は右肩上がりだ。「値がさ株で、株価の変動は大きくなりやすい」(高橋さん)点は要注意だが、今後も高成長が期待できる。

 続いて取り上げるのは「大関」に選ばれた表示灯(7368)だ。

 表示灯は地図付き広告「ナビタ」をJRや私鉄の駅など3500カ所以上に展開する企業。今期は3%増収・6%営業増益を計画。今後は、内製化によって利益率を高めた電子看板にさらに注力する方針だ。

 「地図付き広告は駅や公共施設などで圧倒的なシェア。業績に安定感があります。また、配当利回りも4%超えと高水準。配当と値上がり益の両方で狙えます」(フィスコの山本泰三さん)

ダイヤモンド・ザイ

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最終更新:2/4(火) 21:21

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