米NJ州北部でM4.8の地震、NY近郊では140年ぶりの大きさ

4/6 0:10 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 米ニュージャージー州北部を震源とする地震が、現地時間5日午前に発生した。ニューヨーク近郊での地震としては140年ぶりの大きさで、マンハッタンでも建物が揺れ、空港では離着陸が一時停止された。

米地質調査所(USGS)の速報データによると、地震の規模を示すマグニチュード(M)は4.8と、この地域での地震の規模としては1884年以来最大。震源はニュージャージー州ホワイトハウスステーション付近だが、ニューヨーク州のロングアイランドやハドソンバレー、ペンシルベニア州でも揺れを感じた。

この地震の影響で、ニューヨーク近郊全体で交通機関や航空便に遅延が発生。ニューアーク・リバティ国際空港は離着陸の停止措置を取った。またニュージャージー・トランジットは、橋の点検作業を行うため最大20分の遅れが生じる可能性があると説明した。

USGSの地球物理学者、ジョン・ベリーニ氏は「この地震は中程度のものであり、いくらか被害をもたらす可能性があると考えられる」と語った。

原題:Biggest Quake in 140 Years Rattles NYC, Disrupts Air Traffic (2)(抜粋)

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最終更新:4/6(土) 1:34

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