米国株式市場:相互関税導入を警戒、NYダウ・ナスダック反落
20日の米国株式は、反落した。NYダウが前日比11.31ドル安の4万1953.32ドル、ナスダック総合指数が同59.164ポイント安の1万7691.626ポイントで取引を終了。出来高概算は、NY市場が11億9509万株、ナスダック市場が55億9637万株だった。
前日19日にFOMC(米連邦公開市場委員会)が金融政策の据え置きを決定。朝方は、19日に上昇した動きが継続し、3月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が12.5となり、市場予想平均の9.0を上回ったことが好感され、NYダウは一時280ドルを超える上昇をみせた。ただ、トランプ米大統領は4月2日からの相互関税導入を強調。米景気への影響が警戒され一転して下げに転じた。ハイテク株比率の高いナスダック市場では、ギリアド・サイエンシズやネットフリックス、シスコ・システムズなどが下落した。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所清算値比65円安の3万7435円だった。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:3/21(金) 7:40