東京市場サマリー(30日)☆差替

4/30 20:43 配信

時事通信

 【東京株式】続伸=好決算銘柄に買い
 日経平均株価は前営業日比470円90銭高の3万8405円66銭、東証株価指数(TOPIX)は56.69ポイント高の2743.17と、ともに続伸して終わった。プライム市場は、米国のインフレに対する警戒感が和らぐ中、好決算銘柄を中心に幅広く買いが入って、株価指数を押し上げた。83%の銘柄が値上がりし、15%が値下がりした。出来高は20億7443万株、売買代金は5兆6678億円。
 【東京外為】ドル、156円台後半=実需筋の買いなどで上昇
 東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、実需筋の買いなどに支援され、1ドル=156円台後半に上昇している。日本が祝日となった前日は一時160円台に乗せた後は介入とみられる売りで急落するなど乱高下したが、本日の東京時間はいったん値動きは落ち着いた。午後5時現在、156円86~87銭と前週末(午後5時、156円70~71銭)比16銭のドル高・円安。ユーロは終盤、対円、対ドルで小高い。午後5時現在、1ユーロ=167円82~82銭(前週末午後5時、168円11~12銭)、対ドルでは1.0705~0705ドル(同1.0728~0728ドル)。
 【東京債券】先物、大幅反発=現物も高い
 債券先物は大幅反発。長期国債先物の中心限月2024年6月物は、前週末比57銭高の144円50銭で取引を終えた。長期金利の指標となる新発10年物国債374回債利回りは、0.050%低下の0.870%となっている。
 【短期金融市場】無担保コール翌日物速報値、0.076%
 日銀が公表した短期金融市場での無担保コール翌日物の速報値は、加重平均が0.076%(前営業日確報値0.077%)、最高レートは0.078%(0.078%)、最低レートは0.050%(0.050%)だった。
 【東京原油】ドバイ原油、5日ぶり反落=中東情勢の緩和期待で
 東京商品取引所のドバイ原油先物相場は総じて5営業日ぶりに反落。中心限月9月きり(6番ぎり)の清算値は、前営業日比720円安の8万0740円。日中立ち会いは、29日のニューヨーク原油(WTI)先物相場が中東情勢の緊張緩和への期待から下落したことを受け、売りが先行。その後は円安・ドル高の進行につれて値を戻す場面もあったが、日中始値付近で引けた。
 【JPX金】NY安受け反落
 大阪取引所の金先物相場は反落。2025年4月先ぎりの清算値は、前営業日比26円安の1万1709円。日中立ち会いは、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて仕掛けづらく、小動きで始まった。寄り後は、円相場の軟化を映し堅調に推移したが、終盤にかけてはニューヨーク金相場が下落したことから売り優勢となり、軒並みマイナス圏で取引を終えた。ただ、先ぎりは祝日取引の29日午前には、急速に進んだ円安・ドル高を背景に、一時1万1951円と、ザラバベースで1週間超ぶりの高値を付けた。
 【経済統計】
◆3月鉱工業生産、3カ月ぶり上昇=3.8%、自動車生産再開―経産省
 【要人発言】
◆神田財務官「為替、引き続き適切な対応取っていく」=介入の有無「申し上げない」
 【ニュースから】
◆小野薬品、米医薬ベンチャー買収=約3700億円、がん領域強化
◆証券大手5社、増益・黒字転換=株高背景に個人の取引活発―3月期決算(了)

時事通信

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最終更新:4/30(火) 21:26

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