後場コメント No.1 極東証券、はてな、ナイガイ、川重、ラウンドワン、日立建

3/13 15:01 配信

トレーダーズ・ウェブ

現在値
はてな745+7
川崎重4,713+65
ナイガイ251-5
極東証1,508+4
カドカワ2,839+29.50

★12:30  極東証券-後場買い気配 24.3期の期末配当予想は80円 配当方針変更で大幅増配見込み
 極東証券<8706>が後場買い気配。同社は13日12時に、従来未定としていた24.3期の期末配当予想を80円(前期は15円)にすると発表した。年間配当は110円(前期は30円)となる。

 併せて同社は新たな配当方針を定め、さらなる株主還元を図ることを発表、現在の自己資本の状況などを踏まえ、連結配当性向基準について50%から70%に引き上げた。この配当方針の変更に伴い、年間配当予想は大幅な増額となっている。

★12:32  はてな-後場買い気配 KADOKAWAと共同開発の「カクヨムネクスト」リリース
 はてな<3930>が後場買い気配。同社は13日12時、KADOKAWA<9468>と共同開発したウェブ小説のサブスクリプションサービス「カクヨムネクスト」をリリースしたと発表した。

 KADOKAWAを代表するレーベルやウェブ小説サイト「カクヨム」人気作家の新連載をオリジナル独占配信する読書サブスクリプションサービスとなる。掲載された作品は、日本での書籍化を待たず、いち早く中国語や英語に翻訳され、海外の小説サイト上でも順次掲載される予定としている。

★12:34  ナイガイ-後場プラス転換 前期営業損益を下方修正も悪材料出尽くし
 ナイガイ<8013>が後場プラス転換。同社は13日11時30分、24.1期通期の連結営業損益予想を従来の2.0億円の黒字から0.2億円の黒字(前の期は11.8億円の赤字)に下方修正すると発表した。

 売上総利益率の改善および販管費の削減などにより、黒字転換を見込む、一方でヘッジ会計を採用していないため、決算レートが想定以上に円安に振れた影響で米ドル建て商標権使用料および海外生産調達の仕入れ原価が増加した。この結果、従来予想を下回る見込み。決算発表は3月15日の予定。

 なお、黒字の見通しであることから、株価は悪材料出尽くしにより買い向かっている。

★12:39  川崎重工業-丸三が目標株価引き上げ 中期的な成長予想は不変
 川崎重工業<7012>が3日続落。丸三証券では、24.3期は一過性費用の計上で減益を予想するも、中期的な成長予想は不変とし、投資判断は「買い」を継続、目標株価を4300円→5500円に引き上げた。

 丸三では、24.3期はPW1100Gの影響やロボット関連の在庫調整の影響などを織り込み業績予想を下方修正。一方、25.3期以降は一過性費用のはく落やマリン事業の好調な業績が継続すると見込んでいる。また、水素サプライチェーン構築における同社の果たす役割は大きく、中期的には水素関連事業の業績貢献にも期待している。

★12:46  ラウンドワン-SMBC日興が目標株価引き上げ 成長期待につながる注目点も多い
 ラウンドワン<4680>が続伸。SMBC日興証券では、成長期待につながる注目点も多いと判断。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を1000円→1100円と引き上げた。

 国内の月次売り上げは価格改定も相まって好調。クレーンゲームの成長には一服感がでてきた印象はあるが、限界利益率の高いスポッチャが好調。ボウリングも2019年水準を超え始めてきた。SMBC日興では、アミューズメントでの価格改定に向けたテストも始まり、進ちょく次第では期待も高まっていくとみている。また米国については、前期好調が故に既存店増収率は低くみえるが、25.3期以降は出店加速に伴う成長局面へ移るとみている。

★12:48  日立建機-反落 豪子会社がインドの太陽光・風力発電事業者に出資
 日立建機<6305>が反落。同社は13日、豪子会社のブラッドケンが、インド・コインバトール工場におけるCO2排出量の削減を目的に、太陽光、風力発電事業者であるコンティニウムグリーンエナジー(インド 以下、コンティニウム)のグループ会社に出資したと発表した。

 太陽光・風力で発電した電力の利用を4月より開始する。これにより、コインバトール工場の電力消費量の約47%にあたる年間約13.8ギガワットアワーをコンティニウムから供給される太陽光発電と風力発電でまかなうとしている。

 なお、株価へのポジティブな反応は限定的だ。

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最終更新:3/13(水) 15:01

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