モルガンSのトップバンカー賞与、アジアで最大50%増額=関係筋
Selena Li
[香港 22日 ロイター] - 関係筋によると、モルガン・スタンレーのアジア部門でトップクラスの業績を上げているインベストメントバンカーやトレーダーは賞与が最大50%増加する見通し。
業績拡大のほか、前年の賞与が少なかったことが背景。
テッド・ピック新最高経営責任者(CEO)の初年度の業績が好調で、アジア太平洋地域の活発なトレーディング活動が寄与した。
セールス&トレーディング部門の柱の1つである機関投資家向け株式事業は世界全体で昨年第4・四半期に前年比51%の増収。アジアが成長を大きく寄与した。
関係者によると、モルガン・スタンレーなどウォール街の大手行の賞与はアジアで大幅に増額される見通し。
モルガン・スタンレーはアジアの一部のトップバンカーに対し賞与が前年比で40%前後増えると伝えたという。
賞与の増額は有能な人材の引き留めに寄与するとみられる。
関係筋によると、昨年はトップクラスのシニアディールメーカーの賞与が前年比で20%以上減少していた。アジアでは昨年、マネジングディレクターの3分の1近くに賞与が支給されなったという。
ロイター
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最終更新:1/22(水) 16:39