止まらない円安、ドル円156.20円まで上昇 日銀会合はサプライズなく無難に終える
日銀会合の声明文はいたってシンプル、特にサプライズもなく無難に終わったことで円売りが再開。日銀が今後も低金利を維持するとの見方が強まっている。このあと15時半からの会見で植田日銀総裁がタカ派な発言をするかが注目されている。ドル円は156.20円まで上昇、豪ドル円は101.95円まで、ポンド円は195円台に乗せている。NZドル円は93円台を突破。
植田総裁の会見を終えてから介入があると予想する声も聞かれるが、せいぜい150円台を割り込む程度との見方。結局、日米金利差を狙ったドル買い・円売りが再開し、介入したとしてもドル円は数週間で介入前の水準に戻すだろう。日銀の追加利上げを予想する声も聞かれるが、たかが0.25%~せいぜい0.75%程度だろう。きのうの米個人消費支出(PCE)コア価格指数は+3.7%と前回の+2.0%から大きく上昇、市場予想も上回った。今夜の米PCE価格指数はもちろん、来週の雇用統計も強い内容となれば、年内米利下げがなくなる可能性も出てくる。
みんかぶ(FX)
最終更新:4/26(金) 14:10
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