東京市場サマリー(22日)

5/22 19:36 配信

時事通信

 【東京株式】続落=エヌビディア決算前に持ち高整理
 プライム市場は、日本時間23日早朝の米半導体大手エヌビディアの決算発表を前に、持ち高を整理する売りに押された。日経平均株価の終値は前日比329円83銭安の3万8617円10銭で2日続落。東証株価指数(TOPIX)は、22.36ポイント安の2737.36。74%の銘柄が値下がりし、値上がりは24%。出来高は15億4459万株、売買代金は3兆8359億円。
 【東京外為】ドル、156円台半ば=米金利上昇で上伸
 東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、時間外取引での米長期金利上昇を受けて、1ドル=156円台半ばに上伸した。午後5時現在は、156円40~40銭と前日(午後5時、156円21~22銭)比19銭のドル高・円安。ユーロは対円で横ばい、対ドルは下落。午後5時現在は、1ユーロ=169円81~82銭(前日午後5時、169円72~73銭)、対ドルでは1.0857~0858ドル(同1.0864~0865ドル)。
 【東京債券】先物、軟調=長期金利は1.000%
 債券先物は軟調。長期国債先物の中心限月2024年6月物は前日比07銭安の143円65銭で取引を終えた。長期金利の指標となる新発10年物国債374回債は0.020%上昇の1.000%と、2013年5月以来約11年ぶりの高水準となっている。
 【短期金融市場】無担保コール翌日物速報値、0.077%
 日銀が発表した短期金融市場での無担保コール翌日物の速報値は、加重平均が0.077%(前営業日確報値0.077%)、最高レートは0.078%(0.078%)、最低レートは0.065%(0.055%)だった。
 【東京原油】WTI安受け続落
 東京商品取引所のドバイ原油先物相場は続落。中心限月10月きり(6番ぎり)の清算値は前日比640円安の7万7120円。日中立ち会いは、21日のニューヨーク原油(WTI)先物相場が、米金利高止まり観測を背景に下落したため、安寄りした。その後も取引中のWTIが米原油在庫増を受けて下げ幅を広げたため、軟調となり、この日の安値付近で終了した。
 【JPX金】総じて反発
 大阪取引所の金先物相場は総じて反発。中心限月2025年4月先ぎりの清算値は前日比12円高の1万2171円。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場が前日のJPX市場の終了時点を上回って取引されていたことから、買い戻しが先行して始まった。寄り後は、NY金の軟化を眺め、一時マイナス圏に沈んだが、終盤にかけては再び買いが優勢となり、切り返した。
 【経済統計】
◆4月の貿易赤字、4625億円=原油高・円安で輸入増―財務省
◆3月の機械受注、2.9%増=基調「持ち直し」に上方修正―内閣府
 【要人発言】
◆神田財務官=G7財務相会合、世界経済、ウクライナ支援、気候変動など議題に
 【ニュースから】
◆長期金利、11年ぶり1%台=日銀正常化観測で上昇
◆農中、1.2兆円の資本増強検討=今期5000億円超の赤字へ
◆検察側、改めて死刑求刑=袴田さん再審、午後結審へ―静岡地裁(了)

時事通信

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最終更新:5/22(水) 20:26

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