今晩のNY株の読み筋=「相互関税」嫌気した売り先行か
3日の米国株式市場は、下値模索の展開か。前日のNYダウはアマゾン・ドットコム<AMZN>など材料の出た銘柄を中心に上昇したが、引け後にトランプ米大統領が「相互関税」を発表し、時間外で米株価指数先物が急落しており、今晩の米国でも売りが先行しそうだ。普段なら注目度の高い米経済指標もあるが、市場予想を大幅に上回るなどサプライズでもない限り相場の支えにはなりにくい。逆に投資家心理が冷え込む中で市場予想よりも弱い米経済指標が確認されるようなら売りが加速しそうだ。一方、きょうはジェファーソンFRB(米連邦準備制度理事会)副議長やクックFRB理事が発言する予定で、トランプ政権に対するFRB関係者の評価には注目しておきたい。
<主な米経済指標・イベント>
・米新規失業保険申請件数、米2月貿易収支、米3月ISM非製造業景況感指数
・ジェファーソンFRB副議長、クックFRB理事が発言
◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:4/3(木) 17:02