東京株式(前引け)=反落、半導体関連に買い続かず朝高後に軟化
4日前引けの日経平均株価は前営業日比171円82銭安の3万9077円04銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は9億4424万株、売買代金概算は2兆957億円。値上がり銘柄数は271、対して値下がり銘柄数は1342、変わらずは31銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は、朝方は前日の米ハイテク株高を好感する形で買いが先行、日経平均は3万9400円台をつけたが、その後は利益確定売りに押され急速に軟化した。前引けは3万9000円トビ台で前場の安値圏で着地している。朝方に堅調だった半導体関連銘柄に利食い圧力が表面化し、つれて日経平均も下値を試す展開となった。日経平均の下げ幅は200円未満ながら、個別株をみると値下がり銘柄数が多く、全体の82%の銘柄が値を下げている。全体売買代金も盛り上がりを欠いている。
個別ではディスコ <6146> 、レーザーテック <6920> 、東京エレクトロン <8035> など半導体製造装置関連が安く、ソフトバンクグループ <9984> も下値を探った。トヨタ自動車 <7203> も冴えない。円谷フィールズホールディングス <2767> 、ACCESS <4813> が急落した。半面、売買代金トップとなった三菱重工業 <7011> が上昇したほか、IHI <7013> 、川崎重工業 <7012> など防衛関連が高い。フジクラ <5803> も買われた。ファーストリテイリング <9983> もしっかり。エイチーム <3662> が大幅続伸、TOKYO BASE <3415> も物色人気となった。
出所:MINKABU PRESS
みんかぶ(FX)
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最終更新:12/4(水) 11:59