(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)が6月に見込まれる初回の利下げに続き、2会合連続で金利を引き下げることは支持しないと、政策委員会メンバーのミュラー・エストニア中銀総裁が述べた。
エコノストリーム・メディアが25日公表したインタビューによると、とりわけ金融緩和の出だしでは「毎回の会合で金利を引き下げるべきではないのは確かだ」とミュラー氏は主張。「一歩ずつ慎重に、緩やかなペースで動くことが自然だ」と語った。
ミュラー氏はまた、インフレについて「リスクは依然として上振れ方向に傾いていると論じることもできる」との認識も示した。
原題:ECB Shouldn’t Cut Back-to-Back at Start: Muller to Econostream(抜粋)
--取材協力:James Hirai.
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最終更新:4/25(木) 18:03
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