LME銅上昇、中国経済の先行き巡る楽観強まる-ニッケルも値上がり

4/2 14:11 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): ロンドン金属取引所(LME)の銅相場はアジア時間2日の取引で上昇し、約1週間ぶり高値を付けた。最大消費国である中国の製造業指標が良好な内容だったほか、同国の銅精錬業者が生産を削減する可能性が材料視された。

中国政府が発表した3月の製造業購買担当者指数(PMI)が1年ぶりの高水準となったことを受け、投資家は中国経済に関する楽観を強めている。米供給管理協会(ISM)が発表した同月の製造業総合景況指数も、市場予想に反して活動拡大を示した。

世界の精錬銅生産の半分余りを占める中国の銅精錬業者は、加工費がゼロに近づいたことを受けて、減産を検討している。

LMEの銅相場はシンガポール時間午前11時41分(日本時間午後0時41分)時点で前営業日比1%高の1トン=8956ドル。ニッケルは0.8%高の1万6875ドル。アルミニウムは3カ月ぶり高値近辺の水準を維持している。

原題:Copper Rises on Nascent Optimism Over Outlook for China Economy(抜粋)

(c)2024 Bloomberg L.P.

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最終更新:4/2(火) 14:11

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