中国の滴滴、売上高が55%増加-香港上場計画を控え業績回復続く

3/25 8:27 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 中国最大の配車サービス会社、滴滴グローバルの2023年10-12月(第4四半期)売上高は前年同期比で55%増加した。年内の香港上場計画を前に、緩やかな業績回復が続いている。

23日の発表資料によると、10-12月期の売上高は494億元(約1兆円)。通年の売上高は前年比37%増の1924億元となった。

中国当局が滴滴のデータ取り扱いに関する調査を開始し、ニューヨーク証券取引所(NYSE)からの上場廃止を余儀なくされた21年以降、失った市場シェアを取り戻すための取り組みで同社が前進していることが今回の決算からうかがえる。

共同創業者の程維最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「当社は今後の前進に十分な自信を持っている。24年は引き続き中核事業に注力するとともに、国内外事業の健全な発展を促進し、技術、製品、サービスの革新を進め、消費者とドライバー、エコシステムパートナーにより良いサービスを提供していく」と説明した。

滴滴は24年に香港上場を計画していると、ブルームバーグが昨年、事情に詳しい複数の関係者を引用して報じていた。

原題:Didi Global’s Revenue Jumps Ahead of Planned Hong Kong IPO (1)(抜粋)

(c)2024 Bloomberg L.P.

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最終更新:3/25(月) 8:27

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