〔東京株式〕小反発＝大型株に買い（2日前場）☆差替

　（前引け）【プライム】前日の下落による値頃感などから大型株中心に買いが入り、日経平均株価の午前の終値は前日比50円11銭高の3万9853円20銭と小幅に反発した。ただ、利益確定売りの圧力は残っており、中小型株は下落する銘柄が多く、東証株価指数（TOPIX）は5．43ポイント安の2715．79となった。
　18％の銘柄が値上がりし、80％が値下がりした。出来高は8億0479万株、売買代金は2兆0585億円。
　業種別株価指数（33業種）は石油・石炭製品、鉄鋼、保険業などが上昇した。下落は海運業、パルプ・紙、ゴム製品など。
　【スタンダード】スタンダードTOP20は続落。出来高3億0514万株。
　【グロース】グロース250とグロースCoreは大幅安。

　（9時58分）日経平均株価は一時300円超上昇するなど、上げ幅を広げている。フィラデルフィア半導体株指数（SOX）の上昇を背景に東エレク <8035> が3％高となって日経平均を100円以上押し上げている。ファーストリテ <9983> も高く、「先物が主導している」（中堅証券）との声もある。

　（寄り付き）日経平均株価は小幅に反発して始まった。前日の下落を受けた自律反発狙いの買いが先行している。始値は前日比89円50銭高の3万9892円59銭。（了）