東証グロ-ス指数は続伸、薄商いのなか売られすぎに対する反動が先行/グロース市況

4/9 16:37 配信

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東証グロ-ス指数は続伸、薄商いのなか売られすぎに対する反動が先行

東証グロース市場指数:+6.15 ()
出来高:1億990株
売買代金1107億円:
東証グロース市場250指数:+4.29 ()
出来高8049万株:
売買代金772億円:

 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに続伸。値上がり銘柄数は372、値下り銘柄数は169、変わらずは30。 8日の米国市場はまちまち。ダウ平均は11.24ドル安(-0.03%)の38892.80ドル、ナスダックは5.44 ポイント高(+0.03%)の16253.96、S&P500は1.95ポイント安(-0.04%)の5202.39で取引を終了した。3月雇用統計の強い結果を受けた底堅い成長期待に引き続き買われ、寄り付き後、上昇。しかし、金利の上昇が重しとなり上値を抑制し相場は下落に転じた。ただ、3月消費者物価指数(CPI)などの重要インフレ指標の発表を控え、終日調整色が強くもみ合いが続き、まちまちで終了。 米国株は高安まちまちだったことから、グロース市場も高安まちまちで取引を開始した。プライム市場同様、グロース市場も売買代金は低迷したが、グロース市場指数、グロース市場250指数ともにじりじりと上げ幅を広げる展開となった。一部では、「足元の下げに対する買戻し」との声も聞かれ、しっかりとした地合いに。グロース市場250指数は終値ベースで700台を回復した。 個別では、データセクション<3905>、キューブ<7112>、雨風太陽<5616>が買い優勢となった。時価総額上位銘柄では、ispace<9348>、GENDA<9166>、トライト<9164>が買われた。上昇率上位銘柄では、エフ・コード<9211>、アイビス<9343>がランクイン。 一方、ジャパニアス<9558>が、24年11月期第1四半期(23年12月-24年2月)の営業利益を前年同期比25.5%減の1.47億円と発表したことからストップ安となった。時価総額上位銘柄では、カバー<5253>が売られた。下落率上位銘柄では、アジャイル<6573>、QPS研究所<5595>がランクイン。 東証グロース市場Core指数では、ispace、GENDA、トライトのほか、MacbeeP<7095>、フリー<4478>が買われた。

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最終更新:4/9(火) 16:37

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