日経平均VIは低下、株価大幅高で警戒感が後退

5/23 14:06 配信

フィスコ

 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-0.71(低下率4.15%)の16.40と低下している。なお、今日ここまでの高値は16.91、安値は16.25。

今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。期待感と警戒感をもって迎えた米半導体エヌディビアの決算発表が東京市場の株価押し上げ要因となり、日経225先物が大幅高となっていることから、市場では安心感が広がり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは後退し、日経VIは昨日の水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。

《SK》

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最終更新:5/23(木) 14:11

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