日経平均は460円高、買い先行後も堅調な値動き続く=17日前場
17日午前10時4分すぎの日経平均株価は、前週末比460円程度高い3万7510円前後で推移。午前9時56分には、同491円29銭高の3万7544円39銭を付けている。現地14日の米国株式市場では、NYダウが5日ぶりに反発、ナスダック総合指数も反発した。同日に期限を迎える米連邦政府のつなぎ予算について、延長法案が成立する見通しとなったことなどが支えとなった。日本株も米国株高を追い風に買いが先行。その後も堅調な値動きが続いている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末14日の大阪取引所清算値比500円高の3万7360円だった。
業種別では、全33業種のうち32業種が上昇、1業種が下落している。菱重工 <7011> 、IHI <7013> などの機械株や、大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株が上昇。三井不 <8801> 、菱地所 <8802> などの不動産株や、日立 <6501> 、ソニーG <6758> などの電気機器株も高い。第一生命HD <8750> 、東京海上 <8766> などの保険株や、浜ゴム <5101> 、ブリヂス <5108> などのゴム製品株も堅調。伊藤忠 <8001> 、三菱商 <8058> などの卸売株や、INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株もしっかり。一方、7&iHD <3382> 、イオン <8267> などの小売株が安い。
個別では、アルトナー <2163> 、第四北越FG <7327> 、パイオラクス <5988> 、ドリームI <4310> 、キオクシア <285A> が上昇。半面、ポールHD <3657> 、トリケミカル <4369> 、セルソース <4880> 、Macbee <7095> 、TSIHD <3608> などが下落している。
東京外国為替市場では午前10時4分時点で、ドル・円が1ドル=148円台の半ば(前週末14日は148円72-75銭)、ユーロ・円が1ユーロ=161円台の半ば(同161円20-24銭)で取引されている。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:3/17(月) 10:09