〔米指標予測〕4月就業者数、24.3万人増=失業率は3.8%

5/2 8:53 配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】米労働省が3日発表する4月の雇用統計の市場予想(ロイター通信調べ)によると、非農業部門就業者数の中央値は前月比24万3000人増と3月の30万3000人から伸びが鈍化する見通しだ。失業率は横ばいの3.8%。
 バンク・オブ・アメリカは就業者数を25万人増と見込む。新規失業保険申請件数が低水準で推移していることから、労働市場の勢いは衰えないとみている。失業率は3.8%の予想だが、3.7%に切り下がる可能性もあると説明。平均時給は、カリフォルニア州がファストフード店従業員の最低賃金を引き上げた影響で前月比0.4%増、前年同月比4.2%増に加速すると推計した。
 ウェルズ・ファーゴも就業者数を25万人増、失業率を3.8%と見積もる。求人件数は減少傾向にあり、採用意向がある小規模事業者は少なくなっているにもかかわらず、底堅い消費と堅調な経済成長が就業者数の伸びを支えるとの見方を示した。
 ◇4月の米雇用統計の予測(5月3日発表)
     非農業部門の就業者数  失業率
      (前月比、千人)   (%)
【予想値】       243  3.8
【 3月】       303  3.8
(注)72社(失業率は68社)の1日時点の予想中央値。ロイター通信調べ(了)〈STAT〉
発表予定日:2024年5月3日

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最終更新:5/2(木) 9:27

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