LME銅が1年2カ月ぶり高値、需要回復と供給逼迫の兆し強まる

4/4 7:28 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 3日のロンドン金属取引所(LME)の銅相場は上昇し、2023年1月以来の高値を付けた。急速に高まる供給リスクと需要回復の新たな兆候を背景に、銅が新たな高値に向かっているとの期待が高まった。

銅は一時3.2%上昇。予想外に好調な米雇用指標で米経済の持続的な力強さが示されたことが当初の手がかりとなった。

その後、米サービス部門の減速を示す指標を受けて米連邦準備制度が近く金融緩和策に軸足を移すとの見方が強まり、上げが加速した。

LMEの銅相場は前日比272ドル高の1トン=9263ドルで終了。一時1年2カ月ぶり高値となる9277ドルを付けた。他の非鉄金属も上昇し、アルミニウムとニッケル、亜鉛、鉛が軒並み高い。

原題:Copper Hits 14-Month High With Demand Rising and Supply Squeezed、LME 3-Month Copper Closes Higher; Tin Rises(抜粋)

--取材協力:Liezel Hill.

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最終更新:4/4(木) 7:28

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