本土前引け:3日ぶり反落、下げ幅を縮小 石油株・ネット株に売り

5/13 12:51 配信

トレーダーズ・ウェブ

 週明け13日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反落。前場終値は前営業日比0.08%安の3151.94ポイントだった。深セン成分指数は0.37%安の9695.36ポイントと続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5693億4900万元だった。

 上海総合指数は安く始まった。前週末は終値ベースで昨年9月6日以来の高値を連日で更新したとあって、利益確定売りが出やすい状況。中国人民銀行(中央銀行)が11日発表した4月の金融統計が市場予想から下振れし、地合いが悪化したもよう。もっとも、中国政府がインフラ整備事業などの景気刺激策を拡大するとの期待が根強いなか、指数は次第に下げ幅を縮小し、前週末終値に迫る水準で前場の取引を終えた。

 セクター別では、電池や石油、インターネットサービス、通信が売られた。一方、公共事業、ガス、電力、輸送機器が買われた。

 上海B株指数は0.19%安の254.31ポイントと3営業日ぶりに反落。深センB株指数は0.60%安の1119.36ポイントと続落した。

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最終更新:5/13(月) 12:52

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