〔NY外為〕円、155円台後半(22日朝)
【ニューヨーク時事】22日午前のニューヨーク外国為替市場では、海外市場での円売り・ドル買いの流れを引き継ぎ、円相場は1ドル=155円台後半で弱含みに推移している。午前9時現在は155円80~90銭と、前日午後5時(155円46~56銭)比34銭の円安・ドル高。
トランプ米大統領が10%の対中追加関税を検討しているとの報を背景に円売り・ドル買いが優勢となった海外市場の流れがニューヨーク市場入り後も継続し、155円80銭台で取引を開始した。ただ、トランプ氏の関税措置を巡っては不透明感が漂っており、米長期金利が低下する中、円の下げ幅は限定的となっている。
23、24両日開催の日銀の金融政策決定会合を前に様子見姿勢も強まっているもよう。
市場は米民間有力調査会社コンファレンス・ボードがこの日午前発表する昨年12月の米景気先行指数を注視している。
ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0430~0440ドル(前日午後5時は1.0423~0433ドル)、対円では同162円50~60銭(同162円05~15銭)と、45銭の円安・ユーロ高。(了)
時事通信
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最終更新:1/22(水) 23:35