トヨタ、2月グループ世界販売13カ月ぶり前年割れ-ダイハツ不正響く

3/28 13:30 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): トヨタ自動車は28日、2月のグループ世界販売は前年同月比12%減の75万3648台だったと発表した。子会社のダイハツ工業やグループ企業の豊田自動織機の不正問題などが響き、13カ月ぶりの前年割れとなった。

トヨタの発表資料によると、2月の国内グループ販売台数は45%減となった。不正で国内工場を一時停止していたダイハツが82%減と大幅に減らしたことが影響した。トヨタ・レクサスブランドの販売は北米や欧州で伸びたものの、競争が激化している中国では春節の時期が昨年とずれたこともあり、36%減となった。

ダイハツは2月中旬から国内工場の一部を再開しており、国交省から出荷停止を受けた車種については順次生産・出荷を再開する方針としている。トヨタは2月の決算発表で、今期(2024年3月期)のグループ総販売台数見通しを1123万台に従来の1138万台から下方修正していた。

(c)2024 Bloomberg L.P.

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最終更新:3/28(木) 13:30

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