焼津水産化学工業、真富士屋食品を買収

5/7 9:00 配信

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焼津水産化学工業株式会社(2812、以下「YSK」)は、M&A候補先の一つであった真富士屋食品株式会社(静岡県静岡市)の100%親会社である大関株式会社(兵庫県西宮市)との間で合意がなされ、真富士屋食品の全株式の取得手続きが完了した。

YSKは、天然素材から天然調味料や機能性食品素材を作り、加工食品メーカー、健康食品メーカー等に提供している。

大関は、清酒などのアルコール飲料、食品類の製造販売、化成品開発販売を行う。

真富士屋食品は、液体食品、レトルト食品、乾燥食品等の製造販売を行う。




背景・目的

YSKは、中期経営計画の戦略に基づき、中食・外食分野の事業拡大を目的として、当該分野の製品開発力および製造供給能力の強化を図るべく、東京開発グループを含めこれまで種々の検討を進めてきた。

真富士屋食品は1954年に創業、静岡県静岡市と静岡県焼津市にそれぞれ本社および工場を保有し、主に中食・外食向けに麵つゆ(濃縮およびストレート)製品、おでんやカレーなどのレトルト食品、また業務用の小袋パック製品の製造販売などを行ってきた。2015年からは大関の100%子会社となり、事業を展開している。

今後は、YSKグループ会社として、中食・外食市場の更なる拡大のため一丸となってグループの事業拡大を進めていく。

【食品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら】

(提供:日本M&Aセンター)



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最終更新:5/7(火) 9:00

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