後場コメント No.2　三菱ケミＧ、ＡＳＢ機械、ディップ、シークス、ファブリカ、ブルーイノベ

★12:50　 三菱ケミカル－反発　オキソ製品とアクリル酸製品を値上げ　3月25日から
　三菱ケミカルグループ<4188>が反発。同社は8日、オキソ製品とアクリル酸製品を値上げすると発表した。

　オキソ製品はキログラム以上あたり15円、アクリル酸製品は同25円の価格改定となる。3月25日出荷分から実施する。製品の製造設備に関わる修繕費や、保全投資を含む固定費が上昇していることなどが理由としている。

★12:59　 日精ＡＳＢ機械－3日ぶり反発　ノルウェー銀行が大株主に浮上　保有割合5.0％
　日精エー・エス・ビー機械<6284>が3日ぶり反発。同社について、ノルウェー銀行が大株主に浮上した。3月7日受付分の大量保有報告書（5％ルール）で判明した。保有割合は5.00％となっている。

★13:03　 ディップ－底堅い　介護業界に特化したリスキリングプログラムを開始
　ディップ<2379>が底堅い。同社は8日、介護業界に特化したリスキリングプログラム「dip資格取得応援制度」を開始したと発表した。
　
　このプログラムは、同社が三幸福祉カレッジと連携して求職者へ資格取得の機会を提供し、「介護ではたらこ」を通して就業決定した人への受講料を支援するものという。プログラムを通じて多様な経歴を持つ人材の介護業界への労働流入を促進し、介護業界における人手不足の解消につなげていくとしている。

★13:05　 シークス－後場上げ幅拡大　バイオ医薬受託製造のＲｅｎｚｏｋｕ Ｂｉｏｌｏｇｉｃｓを子会社化
　シークス<7613>が後場上げ幅拡大。同社は8日13時、バイオ医薬品のCDMO事業（受託製造開発事業）を行うＲｅｎｚｏｋｕ Ｂｉｏｌｏｇｉｃｓ（東京都千代田区　以下、Ｒｅｎｚｏｋｕ）を子会社化すると発表した。

　Ｒｅｎｚｏｋｕが実施する第三者割当増資を同社が引き受けることで子会社化する。出資を通じて、抗体医薬品の完全連続生産技術の社会実装を支援し、この技術を基盤として新たにバイオ医薬品のCDMO事業に取り組むとしている。

★13:10　 ファブリカ－3日ぶり反発　中古車販売業務支援クラウドサービスの導入社数が4000社を突破
　ファブリカコミュニケーションズ<4193>が3日ぶり反発。同社は8日、運営する中古車販売業務支援クラウドサービス「symphony」の導入社数が、2024年2月末時点で4000社を突破したと発表した。
　
　「symphony」は、中古車販売に必要なさまざまな業務を一元管理できる、中古車販売に特化したクラウドサービス。今後もユーザーの要望に応じた機能改善のほか、様々な企業とのデータ連携により新しい機能やサービスの開発を推進するとしている。
　

★13:19　 ブルーイノベーション－大幅高　ドローンによる橋梁点検を輪島市内で実施
　ブルーイノベーション<5597>が大幅高。同社は8日、ドローンの業界団体である日本ＵＡＳ産業振興協議会（ＪＵＩＤＡ）の指揮の元もと、石川県輪島市からの要請を受けて球体ドローン「ELIOS 3」による輪島市内の橋梁点検および、山間部での橋梁点検を実施したと発表した。

　今回の取り組みでは、地震に伴う道路や橋梁の地盤隆起で生じた段差や亀裂など、目視確認が難しい箇所をドローンで撮影・確認した。点検員の安全を確保しつつ、橋梁使用の危険性確認および復旧・修繕計画立案に必要なデータの早期収集することが目的としている。