〔東京外為〕ドル、154円台半ば=実需買い背景に強含み(7日正午)

5/7 12:10 配信

時事通信

 7日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、実需のドル買いを背景に、1ドル=154円台半ばで強含みに推移している。正午現在は、154円54~55銭と前営業日(午後5時、155円49~50銭)比95銭のドル安・円高。
 前日の海外市場では、週末までの急速なドル安・円高の流れが落ち着き、ドルの買い戻しが優勢となった。こうした海外市場の流れを引き継ぎ、この日の東京時間は154円20銭台でスタート。仲値前後に153円台後半まで下げる場面もあったが、その後は実需のドル買いが優勢となり、154円台半ばまでじりじりと上昇した。
 市場では、政府・日銀による為替介入への警戒感が根強い。しかし「157円台までは再度の介入の可能性が低い」(シンクタンク)との見方が出ており、円売り地合いとなっている。
 ユーロは朝方に比べ対円で上昇、対ドルで小動き。正午現在、1ユーロ=166円34~35銭(前営業日午後5時、166円62~65銭)、対ドルでは1.0763~0763ドル(同1.0715~0715ドル)。(了)

時事通信

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最終更新:5/7(火) 12:35

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