〔米株式〕NYダウ続落、340ドル安=ナスダックも安い(29日午前)

5/29 23:17 配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】29日午前のニューヨーク株式相場は、米長期金利の上昇を嫌気した売りに続落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前日終値比340.30ドル安の3万8512.56ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は93.88ポイント安の1万6926.00。
 米国債入札が低調な結果となったことで、前日の長期金利は今月上旬以来の高水準まで上昇。長期金利はこの日も一段と上昇し、割高感が意識されやすいハイテク株を中心に売りが先行、ダウは寄り付きから売りが膨らむ展開となっている。
 米連邦準備制度理事会(FRB)高官らが相次いで利下げに慎重な発言をしていることで、利下げ期待が後退していることも相場の下押し要因。CMEグループのフェドウオッチによると、市場は現時点で、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを5割弱織り込んでいる。
 この日は目立った米経済指標の発表がない一方、今後の金融政策に関する手掛かりを得ようと、午後に公表される全米12地区の連銀景況報告(ベージュブック)や、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁らFRB高官の発言に注目が集まっている。
 ダウ構成銘柄では、ユナイテッドヘルス・グループが4%超安とダウの下げを先導。インテルやIBM、スリーエムなども売られている。個別銘柄を見ると、4~6月期の業績見通しを引き下げたアメリカン航空グループが15%超安と大幅下落。サウスウエスト航空やデルタ航空もそれぞれ4%超安、2%超安と米航空株が軒並み下落している。米エネルギー大手コノコフィリップスは3%超安。29日、米同業マラソン・オイルを225億ドル(約3兆5000億円)で買収することで合意したと明らかにした。(了)

時事通信

関連ニュース

最終更新:5/29(水) 23:34

時事通信

最近見た銘柄

ヘッドラインニュース

マーケット指標

株式ランキング