23日の日経平均は3日ぶり大幅反発。終値は486円高の39103円。米国株は下落したが、引け後に決算を発表したエヌビディアが時間外で急伸したことを好感して、上昇スタート。上げ幅を300円超に広げて38900円台に乗せたところで、いったん急速に値を消した。しかし、前日終値に接近しながらもマイナス圏入りは回避して盛り返すと、その後は強い基調が続いた。エヌビディアの決算に刺激されて半導体株が人気化した。
300円近い上昇で前場を終えると、後場は一段高となって39000円を突破。39100円台では値動きが落ち着いたが失速することはなく、引けまで高値圏を維持した。500円超上昇する場面もあり、終値でも39000円を上回った。大型半導体株優位の地合いで、日経平均(1.3%高)とTOPIX(0.6%高)のパフォーマンスには開きがあった。新興銘柄は敬遠されており、グロース250指数は1.5%安と軟調に推移。連日で年初来安値を更新した。
東証プライムの売買代金は概算で4兆4000億円。業種別では電気機器、機械、繊維などが上昇した一方、石油・石炭、鉱業、非鉄金属などが下落した。証券会社がフェアバリューを引き上げた東祥<8920>が大幅上昇。反面、立会外分売を予定していると発表した日産証券グループ<8705>が急落した。
日経平均
39103.22 +486.12
先物
39100 +480
TOPIX
2754.75 +17.39
出来高
15.6億株
売買代金
4.40兆円
騰落
上865/下723
グロース250指数
615.48 -9.18
東証REIT指数
1764.21 -8.56
ドル円
156.67
ユーロ円
169.55
債券
1.000 +0.005
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最終更新:5/23(木) 15:27
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