東京市場サマリー(10日)

4/10 19:32 配信

時事通信

 【東京株式】3日ぶり反落=円安一服し、利益確定売り
 プライム市場は、円安・ドル高が一服する中、利益確定売りに押された。日経平均株価の終値は、前日比191円32銭安の3万9581円81銭と3営業日ぶりに反落。東証株価指数(TOPIX)は、11.90ポイント安の2742.79。46%の銘柄が値下がりし、値上がりは51%。出来高は14億6306万株、売買代金は3兆8033億円。
 【東京外為】ドル、151円台後半=米CPI控え、足踏み
 東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米CPI発表を控えて、1ドル=151円台後半で足踏みとなった。午後5時現在は、151円84~84銭と前日(午後5時、151円90~90銭)比06銭の小幅ドル安・円高。ユーロは対円で下落、対ドルは横ばい。午後5時現在は、1ユーロ=164円82~82銭(前日午後5時、164円86~87銭)、対ドルでは1.0854~0855ドル(同1.0853~0853ドル)。
 【東京債券】先物、下落=長期金利は0.795%
 債券先物は下落。長期国債先物の中心限月2024年6月物は前日比13銭安の145円12銭で取引を終えた。長期金利の指標となる新発10年物国債374回債は、前日比0.015%上昇の0.795%となっている。
 【短期金融市場】無担保コール翌日物速報値、0.077%
 日銀が公表した短期金融市場での無担保コール翌日物の速報値は、加重平均が0.077%(前営業日確報値0.077%)、最高レートは0.078%(0.078%)、最低レートは0.060%(0.060%)だった。
 【東京原油】WTI安受け反落
 東京商品取引所のドバイ原油先物相場は反落。中心限月9月きり(6番ぎり)の清算値は前日比710円安の7万9200円。日中立ち会いは、9日のニューヨーク原油(WTI)先物相場が、中東ガザ地区を巡る休戦交渉継続を受けて下落したため、安寄りした。その後は3月の米消費者物価指数(CPI)発表を控えた様子見で買い戻され、日中始値から下げ渋った。
 【JPX金】3日続伸
 大阪取引所の金先物相場は3営業日続伸。中心限月2025年2月先ぎりの清算値は、前日比47円高の1万1505円。日中立ち会いは、9日のニューヨーク金先物相場が地政学リスクへの警戒感を背景に上昇したことから、強気の買いが先行して始まった。寄り後も、強含みに推移するNY金に追随し、値位置を切り上げた。先ぎりの清算値は、夜間取引で一時1万1552円まで買われ、史上最高値を塗り替えた。
 【経済統計】
◆23年度の企業物価、過去最高=2年連続、2.3%上昇―日銀
 【要人発言】
◆植田日銀総裁=国内景気、「一部に弱めの動き」
◆川勝静岡知事=「私の発言で県民に迷惑」―退職届提出で
 【ニュースから】
◆安保・経済で連携確認=日米首脳が会談、声明発表へ
◆セブン、ヨーカ堂の上場検討=成長へ「有力な選択肢」―26年までの改革後、株式一部保持(了)

時事通信

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最終更新:4/10(水) 20:26

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