テスラ、米ＮＹ州・独で人員削減開始　世界従業員10％減計画の一環

［１７日　ロイター］ - 米電気自動車（ＥＶ）大手テスラは東部ニューヨーク州バッファローの従業員２８５人を削減する方針を通知した。販売の伸び鈍化やＥＶの価格競争激化による圧力にさらされる中、全世界の従業員の１０％余りを削減する計画の一環。

人員削減が実施されるバッファローの２施設では２０３２人が勤務しており、約１４％が影響を受けることになる。テスラは削減を「経済的な」理由と説明している。

テスラはドイツのベルリン近郊の工場でも、週明け２２日から臨時従業員３００人を削減する計画。ビジネス・インサイダーが関係筋の情報として報じた。同工場の従業員は約１万２５００人。