★9:00 TBSHD-大和が「1」でカバレッジ再開 テレビ局セクターのトップピックに指定
TBSホールディングス<9401>が3日続伸。大和証券では、自社コンテンツの収益化で先行する他、資本効率の改善余地も大きいとして、投資判断「1(買い)」、目標株価5250円でカバレッジを再開した。
大和では、同社はネット配信を中心に自社コンテンツのマネタイズで先行する他、テレビ広告収入も市況対比で底堅く、同社業績は競合対比で高成長が続くと予想。テレビ局セクターで同社をトップピックとした。資本政策面においても、政策保有株式の売却資金を原資に積極的な戦略投資を実施するほか、定期的な自己株式の取得など、還元姿勢に変化が見られる点も前向きに評価したい、としている。
★9:01 パルGHD-売り気配 今期営業益8%増見込む コンセンサス下回る
パルグループホールディングス<2726>が売り気配。同社は9日、25.2期通期の連結営業利益予想を201億円(前期比8.1%増)に、年間配当予想を50円(前期は50円)にすると発表した。市場コンセンサスは219億円。
個人SNSでの発信を中心とした広告宣伝活動の強化、生産ロットをまとめることによる原価率低減、多角ブランド展開による知名度向上などに取り組むとしている。
24.2期通期の連結営業利益は186億円(前の期比17.6%増)だった。テレビの情報番組やバラエティー番組で特集を組まれる機会が増え、知名度が飛躍的に向上した「3COINS」を中心に新規出店の加速とともに既存店の増床による大型化を進めた。行動制限の緩和により人の流れが増え、商業施設の集客も好転した結果、増収増益となった。
なお、今期の見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。
★9:01 技研製作所-買い気配 上期営業益13%増 欧州アジアで販売増 価格改定も寄与
技研製作所<6289>が買い気配。同社は9日、24.8期上期(9-2月)の連結営業利益は24.2億円(前年同期比12.6%増)だったと発表した。市場コンセンサスは23.0億円。
建設機械事業において、市場開拓が進んでいるヨーロッパ、アジア地域で製品販売が増加した。中国や韓国向け中古製品の販売による粗利増加や、前期に実施した製品価格の改定なども寄与した。
★9:02 明治HD-反発 前期営業益を上方修正 食品・医薬品が寄与
明治ホールディングス<2269>が反発。同社は9日、24.3期の連結営業利益予想を従来の800億円から845億円(前期比12.0%増)に上方修正すると発表した。
食品セグメントでは、幅広いカテゴリーで価格改定効果が発現したことに加え、各種経費が当初想定していた水準を下回って推移。医薬品セグメントでは、主力の抗菌薬が好調に推移したことに加え、研究開発費が当初想定していた水準を下回ったことが寄与した。
★9:02 京進-買い気配 3Q累計営業益6%増 通期計画上回る
京進<4735>が買い気配。同社は9日、24.5期3Q累計(6-2月)の連結営業利益は8.8億円(前年同期比5.8%増)だったと発表した。通期の会社計画5.7億円を上回った。
保育事業における園児数の順調な増加や、介護事業の入居率・サービス利用率の向上、語学関連事業の黒字化などが寄与した。
★9:03 セブン&アイ-もみ合い イトーヨーカ堂株を一部売却へ 外部資本を活用=日経
セブン&アイ・ホールディングス<3382>がもみ合い。10日付の日本経済新聞朝刊は、同社が傘下の総合スーパー(GMS)であるイトーヨーカ堂などのスーパー事業の株式を2026年以降に一部売却する検討に入ったと報じた。
記事によれば、ヨーカ堂で構造改革を進めて外部資本も入れて再成長をめざすという。祖業であるヨーカ堂を非中核と位置付け、コンビニエンスストア事業に集中して一連の構造改革にめどをつけるようだ。
売却については中間持ち株会社を設立し、ヨーカ堂やグループの食品スーパーのヨークベニマル(非上場)などをぶら下げて同持ち株会社に外部出資を募る方式が有力のもよう。新規株式公開(IPO)させることも検討するとしている。
なお、同社は同日8時55分に、上記報道に対してコメントを発表。報道の内容についての事実はなく、現時点で何も決まったものはないとしている。
トレーダーズ・ウェブ
最終更新:4/10(水) 11:30
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