【日本株】現預金が多いのに株価が割安な「株主還元の強化に期待できる高配当株」の2銘柄! 利回り4.6%の「コーセル」、利回り4.3%の「ユニソルHD」に注目

3/5 21:20 配信

ダイヤモンド・ザイ

 【日本株】2026年・夏の「コーポレートガバナンス・コード」改訂で株価上昇に期待できる「高配当株」を紹介!  保有する現預金に対して株価が割安な「コーセル」と「ユニソルホールディングス」の2銘柄に注目! 

●ともにキャッシュリッチで配当利回り4.6%の「コーセル」、
配当利回り4.3%の「ユニソルホールディングス」に注目! 
 株式市場と関連する2026年の大きな話題といえば「コーポレートガバナンス・コード」の改訂だ。昨年秋から金融庁と有識者会議による議論が始まっており、今年の夏には新しい指針が動き出す予定になっている。

 今回の改訂では、とりわけPBR1倍割れ、あるいはROEが低い企業に対して厳しい改善策が求められる。必要以上に現金をため込んだままの状態は許されず、現金の使い道を示さなければならない。具体的には、成長投資に回すのか、配当や自社株買いで株主還元に回すのか、選択を迫られることになる。

 こうした流れの中で、株価上昇が期待できる株を探すにあたって、ザイ・アナリストの仲村幸浩さんが注目するのが「現金を多く持つ企業」。判別するのに使う指標が「ネットキャッシュ倍率」だ。

 ネットキャッシュとは、現預金から借金を引いて手元に残るお金のこと。それを 時価総額で割って算出するのがネットキャッシュ倍率だ。上場企業全体では、ネットキャッシュがマイナス(現金より借金のほうが多い)の企業が約3割。プラスでも、時価総額の0.5倍未満にとどまる企業が約半数。時価総額の0.5倍以上で手元資金に余裕がある企業は、全体の10〜20%と希少な存在だ。

 「加えて、配当利回りが3%以上、PBRが1倍未満、時価総額が300億円以上という条件を満たす銘柄は、20〜30名柄しかありませんでした」(仲村さん)

 今回は、その中でも仲村さんが特に注目する2銘柄を紹介しよう(※株価や配当利回りなどのデータは2月4日時点)。

 1つ目は、ネットキャッシュ倍率0.63倍で配当利回り4.6%のコーセル(6905)だ。

 コーセルはスイッチ電源の大手。配当方針を「DOE(株主資本配当率)3.5%を下限とした累進配当」に強化している。業績は、12月の下方修正で営業損益が赤字へ。ただ、生成AI用半導体向けの受注が増え、BBレシオ(受注高/売上高)は第1四半期に1倍を回復、改善が続く。財務基盤は強固で、足元の配当利回りで見ると割安だ。

 続いて紹介するのは、ネットキャッシュ倍率0.50倍で配当利回り4.3%のユニソルホールディングス(7128)だ。

 ユニソルホールディングスは、機械商社のマルカと建設資材商社のフルサト工業が経営統合して誕生。産業ロボ、構造部材、建設機械と幅広く展開する。全国ネットワークと世界トップメーカーとの繋がりが強み。DOE3.5%の目標を前倒しで達成。ROEが低い一方、純現金収支が安定しており、還元強化に期待できる。

ザイ編集部

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最終更新:3/6(金) 10:10

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