前場コメント No.8 オイラ大地、パーソルHD、オープンハウス、サンアスタリスク、タカラトミー、サイババズ
★9:26 オイシックス-急落 1Q最終益57%減 シダックス子会社化による法人税増加など響く
オイシックス・ラ・大地<3182>が急落。同社は14日、25.3期1Q(4-6月)の連結純利益は3.5億円(前年同期比56.9%減)だったと発表した。シダックスグループの連結子会社化により、支払利息や法人税などが増加したことが響いた。
★9:27 パーソルHD-岩井コスモが目標株価引き上げ 中期的成長性を評価
パーソルホールディングス<2181>が反落。岩井コスモ証券では、中期的成長性を評価。投資判断「A」を継続、目標株価を300円→320円と引き上げた。
同社は求職者・採用企業の双方に対し複層的な採用ソリューションを整備し、状況・ニーズに応じた最適な選択肢を提供しており、2030年には働く機会の創出数100万人をめざす考え。株主還元方針には配当性向約50%を掲げており、今後も利益成長に伴う増配が期待できる。岩井コスモでは、同社の中期的成長性を評価し、投資判断「A」を継続、目標株価を引き上げた。
★9:30 オープンハウス-大和が目標株価を引き上げ サプライズはないが来年度の期待高まる
オープンハウスグループ<3288>が反落。大和証券では、サプライズはないが来年度の期待高まると指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は5900円→6000円に引き上げた。
大和の従来予想を継続。営業利益で24/9期は1300億円(YoY▲8.7%、会社計画1240億円)、25/9期は1400億円(同+7.7%)と見込む。決算にサプライズはないが、内容的には25/9期には競合に先行して戸建収益の拡大期待が高まるものという。また、継続的な自己株式取得が期待されることから需給的にも好印象だと指摘。ガバナンス・コンプライアンス体制の強化についても一定の進展が見られるという。
★9:35 サンアスタリスク-ストップ安売り気配 上期営業益16%減 人件費増加など響く
Sun Asterisk<4053>がストップ安売り気配。同社は14日、24.12期上期(1-6月)の連結営業利益は7.3億円(前年同期比15.6%減)だったと発表した。一時的な稼働率低下に伴う人件費の増加や円安の影響などにより減益となった。
★9:37 タカラトミー-SBIが目標株価引き上げ 「名探偵コナンTCG」は「キダルジョ」向け商材として期待
タカラトミー<7867>が続伸。SBI証券では、「名探偵コナンTCG」は「キダルジョ」向け商材として期待。投資判断「買い」を継続、目標株価を3620円→3810円と引き上げた。
SBIでは、5月に発売された「名探偵コナントレーディングカードゲーム(TCG)」の初動は好調に推移していると推測しており、同TCGは「キダルジョ」(KID+ADULT+女性、SBIが考案した造語)向け商材としてのポテンシャルが大きいとみている。
特にこれまで男性ユーザーが中心のTCG市場において、同IPは可処分所得の比較的多い独身成人女性層をターゲットにしており、一定の成果をあげていると思われることから、同社が中計で掲げる「年齢軸の拡大」の一躍を担うものとSBIでは考えている。
★9:37 サイバーバズ-大幅安 3Q累計営業赤字転落 販管費増などが響く
サイバー・バズ<7069>が大幅安。同社は14日、24.9期3Q累計(10-6月)の連結営業損益は17.4億円の赤字(前年同期は2.6億円の黒字)だったと発表した。
積極採用による採用研修費の増加、ガバナンス強化における外部コンサルティング費用などへの支払手数料により販管費が増加したことなどが響いた。
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最終更新:8/15(木) 11:31